indications of put an end


「じゃあ、ルークにお願いしようかな。」
 自ら挙手したにも係わらず、ピオニーがそう告げるとルークは翠の瞳を潤ませた。
「え、ええ?」
 大きな滴がいまにも瞳から零れそうになるのを見かねたように、アッシュが椅子から降りてピオニーを見上げた。
 しかし、慌ててルークは反対側の手にがっしりと掴まって、首を横に振る。
結局ピオニーは、両腕に子供をぶら下げてトイレに向かう羽目になった。
(休憩出来ないじゃないか…これ。)





content/