indications of put an end


 数人の男相手に抵抗したところで、たかが知れている。自分にしがみつき、脅えている子供にも乱暴をするかもしれない。
 ピオニーは、突き付けられた拳銃に大人しく両手を上げた。
「子供に乱暴な事をするなよ。」
「大人しくしていてくれるのならな。」
 男の一人がピオニーに近付き、ポケットを探る。取りだした携帯は机に投げだされる。これから移動する場所を知られない為の行為。此処までは予測出来ていた。
 ジェイドが楽屋を訪れ、携帯のメモリーに気付き、犯人を特定してくれるかどうかの確率は低い。けれど、今はそれに賭けるしかない状況だ。
 男達に、即されるままピオニーとアッシュは楽屋を後にした。





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